体幹が安定する2つのポイント

●体幹が安定する2つのポイント

体幹を強くするために、トレーニングをしている人は多くいます。それにもかかわらず、ちょっとしたことでバランスを崩したり、すぐに疲れて姿勢が悪くなる人がいます。そういった方は、身体の2つのポイントを意識すると、それらを簡単に解消することができます。

体幹と2つのポイントの関係を解説しながら、体幹を強くする方法を、お伝えします。

体幹が強いとは筋肉の強さのこと?

体幹の強さに関して、少し考えてみましょう。おそらく「体幹が強い」という言葉は、皆さんも何気なく使っていると思います。改めて「体幹が強い」とはなんでしょうか?

改めて聞かれると、うまく答えられない人も多いと思いますし、シンプルに「体幹が強いっていうのは体幹の筋肉の強さのこと」と答える方もいると思います。しかし、「体幹の強さ=筋肉の強さ」であれば、筋肉が大きい方が強いということにもなります。

つまりは、体格が大きいと強いという意味合いにもなってしまいます。そうなると、体格の小さい人では、体幹が強いというのが当てはまらなくなってしまいます。

つまり、体幹の強さは筋肉の強さではないのです。

結論を言うと、「体幹の強さ」=「体幹が使える」です。【←ここ、超重要!】

 

体幹を使うための2つのポイント

では、「体幹が使える」を考えてみましょう。体幹とは、読んで字のごとく「体の幹」です。手足を枝とするなら、胴体の部分が幹であり、まさしく体幹は胴体を指すことがほとんどです。

「体幹の強さ=筋肉の強さ」であれば、この胴体の筋肉を筋トレなどで、強くすればいいのです。しかし、体幹の強さは筋肉の強さと言うわけではないため、それではなさそうです。

重要なポイントは、この胴体の部分の体幹をどうやって使うかということにあります。体幹を使うというのは、言葉だけではわかりにくいですよね?身体の部位で言うと脇と股関節を意識して、そこを使って動けているかどうかなんです。

この2つのポイントは、体幹を使うために必要な、筋肉のつながり(筋連鎖)に深く関係します。

 

体幹との関係性(脇と股関節)

ここからは、体幹を使うために必要な筋連鎖について考えていきましょう。

脇と股関節を改めて感じてみると、囲む部分は胴体とほぼ同じになります。胴体は言い換えると、脇と股関節なのです。

脇と股関節は筋肉でいうと、前鋸筋ー腹斜筋ー腹横筋ー横隔膜ー大腰筋というインナーマッスルの筋肉の繋がり、筋連鎖を示します。

これらの筋肉が、繋がっているという事を、しっかりとイメージしましょう!

筋肉名だけでは分かりにくいので、図示します。

<前鋸筋ー腹斜筋>

<腹斜筋ー腹横筋>

 

<腹横筋ー横隔膜>

 

<横隔膜ー大腰筋>

 

まとめ

体幹が強いというのは筋肉の強さではなく、体幹が使えているということ。それは脇と股関節を使って動けているということ。そしてそれは、インナーマッスルの筋連鎖が作られるということです。

そこを理解して体幹の強さを考えることができれば、今までのトレーニングでも、脇と股関節を意識するだけで、バランスを崩しにくくなったり疲れにくく姿勢も保てたりと、体幹の強さを実感することができます。

 

脇と股関節を意識しやすく(使いやすく)する運動もあります。それはクロスポイントワークです!

↓↓↓リンクはこちら↓↓↓

◆ 股関節のクロスポイント

◆ 脇のクロスポイント

脇と股関節のクロスポイントワークは、僕自身もSUPやウィングフォイルサーフィンをする前に行っています。やるとやらないのでは、疲れ方が違うので、W-UPとC-DOWNに欠かせない運動です。

 

長くなったので、今回はここまで。最後までお読み下さり、ありがとうございます。

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