「梅雨だる」を知って対策しよう
今日の沼津は朝から爆風でした。昼からは太陽が顔を出して蒸し暑いですね
ところで、あなたは晴れて夏日のような暑さが来たと思ったら、次の日は天気が崩れて肌寒い…。梅雨時の変わりやすい天気に翻弄されてないですか?
梅雨時期の原因不明のダルさを訴える人が多いなぁと感じたので、「梅雨だる」の原因と対策をお伝えします
■「梅雨だる」3つの原因
梅雨のこの時期、日本は低気圧配置になります
大気が低気圧になると、身体は副交感神経が優位に働くようになります
副交感神経は、緊張をほぐして身体を休ませる神経なので身体がお休みモードになり、「だるい」「やる気が出ない」と感じてしまうのです
また低気圧が続くと「ヒスタミン」という炎症物質(発痛物質)の分泌が多くなり、肩こり・偏頭痛などが酷くなる場合があります
この時期は雨で気温がぐっと下がったかと思うと、翌日は真夏のような暑さになったり、同じ一日でも朝夕は冷え込んだりと、気温差の激しい時期でもあります
このような気温差は、自律神経を疲れさせます
自律神経の調整が上手くいかない結果、身体にストレス・ダメージが蓄積し、疲れやすくなるのです
「湿邪」とは、体内の余分な水分(むくみ)のこと
これが引き金となり消化器系に影響を及ぼし、だるさや食欲不振、消化不良、下痢や便秘を引き起こします(東洋医学的な考え方)
湿度が高く、からだの代謝も落ちがちな、この時期によく悪さをします
■「梅雨だる」4つの解消方法
起きているときに交換神経が、休んでいるときに副交感神経が優位に働くよう、生体リズムを整える生活習慣を心がけましょう(←これを続けることが難しい)
- 朝起きたらカーテンを開けて光りを浴び、体内時計をリセット
- 雨や曇りでもカーテンを明け、部屋を明るくしましょう
- きちんと朝食をとって活動モードに!
- 日中は意識して活動的に動きましょう
- ウオーキング、ジョギング、雨ならストレッチなどの軽めの運動を習慣に
- 夜はぬるめのお湯にゆっくりつかり心身をリラックス
- 睡眠は充分に取りましょう
気温の変化もそうですが、オフィスや電車などの冷房でも寒さを感じることありませんか?
薄手のカーディガンやパーカーを持っていくと良いです
寒さを感じたらすぐに羽織るようにしましょう
また冷えは足元から入って来るため、アンクルウォーマーを履く事をお勧めしています!
また、寝るときは寝室の環境を快適な温度・湿度に保つことも大切です
快適な室温/湿度は、室温25~28℃/湿度45~60%(夏場)なので、エアコンや扇風機、除湿機or加湿器などを上手に使って快適な睡眠が取れる空間で寝て下さい
これをやるだけで、次の日の疲れが驚くほど無くなるので、マジでお勧めです!
体内の湿を増やし、「湿邪」につながってしまうので、冷たいものや生ものの摂りすぎに注意しましょう
また、むくみやすい人(湿邪が悪さをしている人)のほとんどがお腹が冷えていて固いです
温かいものを摂れば内臓も温まり消化吸収が良くなります♪
(手のひらを擦って温かくなったらお腹に当ててみて下さい→温かくて気持ちいいと感じるならお腹が冷えています)
・疲れを溜めないために、魚・鶏肉・豚肉・大豆・乳製品などから良質なタンパク質をしっかりと摂ること
・活動のエネルギーとなる炭水化物や体の調子を整えるビタミン・ミネラルもバランス良く、充分に摂ること
・水分をしっかりと摂ること(目安:30ml/kg/日 例:60kgの人→1800ml/日)
天候不順や蒸し暑さ、冷えなどで自律神経が乱れて内臓も弱りがちな季節です
朝に1杯の味噌汁を飲むことを習慣にしてみてはいかがでしょうか?インスタントでもOK♪
私は生姜と玉ねぎがたっぷり入った豚汁が好きで、調子が下がり気味の時に食べてます
押し麦ご飯と豚汁、生卵、漬物があれば立派な定食の出来上がり♪
湿度が高く暑いとき(蒸し暑い)は、汗が蒸発しにくく、体内に熱がこもった状態になります
→自宅でエアコン(冷房)をつける時は、除湿機を併用する事をお勧めします
→さらに扇風機を使い、乾いた涼しい風を浴びると一気に体が冷えます
どうしても蒸し暑い環境にいなければならない時は、手のひらや足の裏を水につけることで体内に熱がこもった状態を改善できます
熱中症予防のツボ刺激も効果的ですよ
■3つの原因を知り、4つの対策で「梅雨だる」をストップ!
いかがでしたか?
外部環境の影響でなりやすい「梅雨だる」
生活習慣に注意すれば自分でも防止できます
小さなことからコツコツと→継続は力なりです♪
鍼灸治療やマッサージで体を整えれば、さらに良いコンディションが手に入ります♪
軽く汗をかく運動習慣もあると最高ですね!
●●最後に●●
「何しててもダルい」「頭痛が取れない」「体調良くないのはわかってるんだけど、どうしたらいいか分からない」など自分だけでは改善できそうにないと悩んでいるのであれば、当院へお越しいただくのも1つの解決方法です
この記事が、あなたの健康のお役に立てることを願っています
最後までお読み下さり、ありがとうございます