食欲がない時は無理して食べない。体からのサインに気づいて!
春分(3/21)が過ぎて、寒の戻しで寒かった2日間も過ぎ、これからまた暖かくなりますね。
皆さんは風邪などひいていませんか?朝と日中の寒暖差も大きく、乾燥もしている時期なので、朝起きて、のどがイガイガしている、急な気温の変化でお腹が張って胃腸の調子が崩れる、など不調につながりやすい時期です。
少し前に、「風邪気味で食欲が無かったけど、頑張って食べて治しました。でもその後から体がなんかダルいんです」と言う方がいたので、その時に説明したことをお伝えします。
先に、結論をお伝えします。
風邪や体調不良などで食欲がないときは、無理して食べない。水分と塩分摂って寝ろ!です。
こう伝えている理由と対処法を、書きます。
体は、食べ物を消化して栄養分を吸収するのに多くのエネルギーを使います。風邪をひいたときは、その原因菌と戦うためにエネルギーを使いたいのです。
ここで、消化に時間のかかる食べ物が入ってくると、体は消化のためにエネルギーを使わざるを得なくなります。ですから、風邪をひいて食欲がないときは、無理して食べるのはよくありません。食欲がないときは、体が「食べ物はいらない」と訴えているのです。
では何を摂ればいいのかというと、白湯と塩(ミネラル豊富な天然塩)です。
水分の不足は脱水を招きます。体の毒素を出すためにも、熱がある時は特にこまめな水分補給は必須です。また、運動している時と一緒で、汗などで体のミネラルが失われてしまうので、塩の補給も大切です。
白湯と塩だけを摂っていると、そのうち食欲が出てきます。その時が「食べても良い」という体からのサインです。
白湯と塩しか摂っていないと言うことは、プチ断食したようなものなので、食欲が出てきたら、お腹に優しく刺激が少ない食べ物(回復食)を少量から摂りましょう。
回復食としてオススメのレシピをお伝えします。
風邪やノドの症状、胃腸の不調に効果のある食養法「梅と醤油の葛生姜大根湯」です。
すごく簡単なので、風邪気味だな、疲れているなという方は、すぐに試してみてください。
梅と醤油の葛生姜大根湯(写真はアスレシピさんから引用)
(本レシピはアスレシピさんのページからお借りしました。)
発熱後(フェーズ2)には全量を飲み干し、その他の軽めの症状の時は半量で。飲み過ぎは胸焼けにもつながるので、適量を飲みましょう。少しづつ飲むことが大事。
味付けに関しては、自分が「おいしい」と感じる量がちょうど良く、体の栄養になるので、“体の声”を聞いて調整してください。また、朝食時にこれを飲むと、おなかが温まるので1日のスタートにも最適です。
●●最後に●●
「何しててもダルい」「頭痛が取れない」「体調良くないのはわかってるんだけど、どうしていいか分からない」など自分だけでは改善できそうにないと悩んでいるのであれば、専門家を頼るのも1つの方法です。
「自分で色々調べて自分流のセルフケアをする」or「一度、専門家から原因と対策を聞いて自分流に落とし込む」
どちらを選ぶかはあなた次第ですが、ご自身がワクワクする、楽しい状態になる選択をしてくださいね!
この記事が、あなたが楽しく毎日を過ごすのに役立てたのなら、嬉しいです。
最後までお読み下さり、ありがとうございます。