糖質に偏った食事してませんか?ビタミンB1欠乏症で現代の脚気症?
あなたは「脚気(かっけ)」をご存知ですか?
江戸時代、精製された白米を食べる習慣が広まり、この病気が流行しました。
なので、「江戸患い」とも言われていた病気です。重篤になると末梢神経障害と心不全をきたします。
これはビタミンB1という栄養素の慢性的な不足から起こります。現代では存在しない病気とされていますが、脚気という病名ではないものの、実は今でもビタミンB1の欠乏で生じる様々な症状があるのです。
ビタミンB1の欠乏は、大量の糖質のみの摂取で起こります。つまり、甘い物をたくさん食べたり、パン・麺だけで食事を済ましたり(おかずがほぼ無し)、ジャンクフードや加工食品、アルコールをたくさん摂る…といった生活を続けていると引き起こします。俗にいう、体に悪そうな食事をイメージすると分かりやすいです。
加えて、生の魚介類(イカ、タコ、魚の刺身)はビタミンB1の酵素活性を抑えてしまうマイナスな作用があるため、これらを大量に摂っていることで生じる場合もあります。(私も刺身類は好きなので、これを知ってマジか!?と衝撃を受けました)
朝はフルーツとヨーグルトにトースト、昼は菓子パンやおにぎりのみ、おやつにアイス、甘い飲み物、夜は刺身とごはんと野菜、そしてビール…。このような一見ありがちな食事も、実はビタミンB1不足になりやすいと知って、軽く衝撃を受けました。(これらの食事は、【栄養薄:タンパク質不足】だそうです)
春バテや夏バテかと思っていたら、ビタミンB1不足の脚気症状だったということもあるので注意が必要です。
ビタミンB1を多く含む食材は、麦飯、豚肉、大豆製品です。タマネギ、ニンニク、ニラを組み合わせると吸収が良くなります。ご飯を炊くときは麦をプラスするか、玄米で。活性玄米モードで炊いた玄米はプチプチして冷めても美味しいのでおすすめです♪
ビタミンB1を手軽に摂るメニューとしては「レバニラ炒め」や「ショウガ焼き」がオススメです。朝は納豆や豆腐などの大豆製品も摂りましょう。味噌汁は、睡眠の質まで上げてくれるので超絶おススメです♪
また、胃腸での消化吸収を良くするなら、食事の摂り方も重要です。無理して量をたくさん食べる必要はありませんが、主食・主菜・副菜のバランスはできるだけ崩さないように心がけると良いですね。あと、当たり前ですが、よく噛んで食べると消化吸収がすごく良くなります!(あまり噛まずに飲み込んでしまう自分への戒めも込めて)
なんか、最近疲れが取れないなぁ…って人は、食事を見直してみると、原因不明の不調が良くなるかもしれません。一度自分の生活を振り返って、自分の体の声を聞いてあげて下さい。
●●最後に●●
「何しててもダルい」「頭痛が取れない」「体調良くないのはわかってるんだけど、どうしていいか分からない」など自分だけでは改善できそうにないと悩んでいるのであれば、専門家を頼るのも1つの方法です。
「自分で色々調べて自分流のセルフケアをする」or「一度、専門家から原因と対策を聞いて自分流に落とし込む」
どちらを選ぶかはあなた次第ですが、ご自身がワクワクする、楽しい状態になる選択をしてくださいね!
この記事が、あなたが楽しく毎日を過ごすのに役立てたのなら、嬉しいです。
最後までお読み下さり、ありがとうございます。