花粉症に効果てきめん! ツボ5選

本日は春分ですね。今年は花粉の量が多い年らしく、今まで花粉症では無かった方も注意が必要です。

特に鼻づまりは口呼吸になって集中力が下がり、夜は睡眠不足につながります。簡単にできるツボ押しで自分の体をケアしましょう。

 

 

即効性があるツボは?

まず、鼻づまりに即効性があるツボとして、印堂(いんどう)と迎香(げいこう)があります。

(イラストはお借りしました)

印堂は、眉間にあるツボです。鼻が通るまでしばらく、少し強めにジワジワと押しましょう。目が疲れた時に眉間を揉むように刺激を加えるのも良いですね。頭の疲れも取れるツボなので、花粉症で集中力が落ちた時にも使え、一石二鳥です。

迎香は、鼻翼の両脇にあります。ぐーっと強めに10秒くらいを1セットとして、鼻の通りがよくなるまで押して下さい。(目安としては5セット)

 

免疫バランスを整え症状を軽減するツボ

東洋医学では、鼻は呼吸器官である肺と関係すると考えます。免疫バランスを整えるので、この2つのツボ刺激は、症状がなくても毎日続けることをオススメします。左右差がある場合、押して痛い方を優先しましょう。

(イラストはお借りしました)

尺沢(しゃくたく)は肘を曲げてできるシワの親指側(外側)にあります。肺や鼻を潤し、鼻の通りが良くなる効果があります。このツボは押してみると痛みを感じる人が多い部位です。骨折した時に腕を吊る感じに肘を曲げて、前腕部を支える姿勢を取ると、多くの場合、親指がツボの位置にきます。痛気持ちいいくらいに『ぐうっ』と10秒1セットを5回くらい押しましょう。

合谷(ごうこく)は、手の甲、親指と人差し指の骨が交差するところにあります。押すとズーンと響くような感じがするはずです。様々な効果がある万能のツボですが、呼吸器官全体を整える機能も持ちます。押し方は、尺沢と同じく10秒1セットを5回ぐらい、強めに押しましょう。

組み合わせると、さらに効果的なツボ

冷たいビールをたくさん飲んだり、アイスクリームを食べた後など、胃腸が弱ると鼻づまりが強くなることがあります。胃腸は、免疫力のバランスを司るので、体質改善の意味でもこのツボを押して、体の状態を整えましょう。

(イラストはお借りしました)

足三里(あしさんり)は、膝のお皿を同じ側の人差し指と親指で囲み、中指をまっすぐ伸ばしたところにあります。痛気持ちいいくらいに『ぐうっ』と10秒1セットを5回くらい押します。指で押すと疲れる場合は、反対の足の踵で、痛気持ち良いくらいで押しましょう。ゴルフボールで押すのもおススメです。

最後に

ツボは単独でも効きますが、組み合わせて使うとより効果が発揮されます。

印堂や迎香を押しても効果がない場合、呼吸器官全体を整える尺沢や合谷も合せると『気』の通りがよくなり、鼻づまりが解消される確率が上がります。直接関係ないと思われそうな足三里を押すのも、身体全体の体力を上げ、整えることで他のツボの効果を引き出すためです。

またお灸を使うと、その熱がツボの奥に響いて、ツボの力をより一層引き出してくれるのでおすすめです。ただし、印堂や迎香など顔のツボへのお灸の使用は控えてください。

花粉症が辛い時、これらの5つのツボ刺激を上手に活用して下さいね。自分でやってみたけど、あんまり効果出なかったという方は、体ケアの専門家(鍼灸院や、あんまマッサージ治療院)に診てもらって、ケアの仕方(ツボの探し方、押し方etc)を教えてもらうと良いでしょう。一度、「あぁ、こういう感じなんだ」ということを実感して、ツボの探し方や刺激の仕方のコツを掴むと、セルフケアがはかどります。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

この記事が、あなたが毎日を楽しく過ごすためのヒントになれば幸いです。

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