マスク着用時の熱中症予防対策

●マスク着用時の熱中症予防対策

去年の今頃もアメブロで、マスク着用時の熱中症予防対策の記事を書いていますが、今年も、暑い中マスクを外さない方をよく見かけるので、注意喚起の意味合いも込めて、ホームページでも、改めて発信します。

毎日、暑い日が続いています。これから夏に向けて、更に気温・湿度も高くなるので、熱中症の予防のためにも、こまめな水分補給が大切となります。あと、外せる状況なら積極的にマスクは外しましょう。(自分の免疫力を高める意味でも)

去年(2020年)は、新型コロナ対策として、感染拡大を防ぐための『新しい生活様式』が示されました。今年は、何か変わった点は無いかなと調べてみましたが、去年とあまり変わらない状況でした。振り返りという意味で、同じものを載せておきます。

『新しい生活様式』

1:身体的距離(ソーシャルディスタンス)の確保
2:マスクの着用
3:手洗いを徹底する
4:三密(密集、密接、密閉)を避ける
5:こまめな換気
6:毎朝の検温・健康チェック

(引用:厚生労働省HPより抜粋)

気温、湿度が高い中でのマスクの着用は、熱中症のリスクが高くなるため、十分に気を付けなければなりません。マスクしたまま運動するなんて、もってのほかです。

去年(令和2年度)厚生労働省ホームページに、熱中症予防対策のポイントが記載されていますので、引用した物を掲載します。

https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/20200526_leaflet.pdf

1:暑さを避ける(運動するなら涼しい朝など)
2:運動中は、決して無理をしない(むしろ、可能ならマスク外して運動する)
3:喉が渇いてなくても、こまめに水分を摂る(30分ごとに100ml程度)
大量に汗をかいた際は塩分補給
も忘れずに!

4:日頃から健康管理(体調が悪いと感じたら静養)する
5:暑熱順化(暑さに身体を慣らす)をする

 

以下は、マスクをしている時のリスク要因です

■マスク着用時のリスク要因
1 : 喉の渇きを感じにくくなる
2 : 体内に熱が篭りやすくなる
3 : 飽和酸素濃度(SPO2)が下がる(息苦しさ)→免疫力も下がる!!

夏バテや、熱中症にならないためにも、自分の免疫力を高めるためにも、マスクを外し、積極的な水分摂取、十分な睡眠と栄養補給、適度な運動で自分の体調を整えましょう!

運動時に限らず、外せる状況なら積極的にマスクを外して、新鮮な空気をたくさん取り込み体内の飽和酸素濃度(SPO2)を下げないことが大事ですよ。

深呼吸は大切!腹式呼吸も大切!!

参考までに、2020年7月6日に出された宣言をリンクとして貼っておきます。興味がある方は、こちらの記事も読んで下さい。正しい知識は、あなたの健康に役立ちます。

『マスク着用に警鐘!』サッカー・屋外スポーツ時の熱中症や呼吸不全の危険性に提言【日本臨床スポーツ医学会・日本臨床運動療法会が共同声明発表】

最後までお読みくださり、ありがとうございます。
この記事が、あなたが毎日を楽しく過ごすためのヒントになれば幸いです。

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