ヒモトレとは?ヒモをまとう前後で動きを比べるシンプルな体験
「ヒモトレ」と聞くと、ヒモを引っ張って筋肉を鍛える運動を想像するかもしれません。
ヒモトレは、ヒモを強く締めて体を固定する方法ではありません。ヒモをゆるくまとい、体に触れる小さなきっかけを使いながら、いつもの動きとの違いを確かめていきます。
鍛える前に、今の動きを知る
私たちは、動きにくいときほど力を足そうとしがちです。
けれども、肩や脚の一部分だけが頑張り過ぎると、全身で動く感覚が分かりにくくなることがあります。
時之栖の合宿でヒモをまとったとき、私は腕や脚だけではなく、背中や骨盤まで一緒に動きやすいと感じました。
ヒモが筋力を増やしたわけではありません。ヒモに触れている場所が目印となり、自分の体を広く感じられた結果なのではないか。私は体験を通して、そう受け取りました。
比べる動きは簡単で十分です
例えば、次のような日常動作を、ヒモをまとう前と後で比べます。
- その場で立つ
- 数歩歩く
- 腕を上げる
- ゆっくり振り返る
- 声を出す
大きく動かす必要はありません。
「軽い・重い」「動きやすい・変わらない」「心地よい・違和感がある」など、自分が感じたことをそのまま観察します。
まずは安全に体験すること
ヒモは、体を締めつけず「まとう」くらいにゆるく使います。痛み、しびれ、かゆみ、息苦しさ、違和感があれば、すぐに外してください。
感じ方を競う必要もありません。自分の体に合うかどうかを、無理のない動きで確かめることが大切です。
10月3日の初心者向け講座では、ヒモを使う前後の違いを一緒に観察します。